批評家やソーシャルメディアユーザーは、ミレイ大統領を「笑いもの(laughing stock)」と一斉に非難。彼の広報チームが「勝利のツイートを予約したまま削除するのを忘れた」と揶揄した。スペインメディア『La Sexta』は、このメッセージを「明らかに予約投稿されたもの」と報じ、スペイン時間の午前2時34分に投稿されたことを指摘した
。
一方で、ミレイ支持者は、これは決して投稿ミスではなく、チームの準優勝という功績を称えるための真摯な措置だと主張する。彼らは、ミレイ大統領が試合前に「結果に関わらず、選手たちが祝賀イベントを希望すれば国民の祝日を宣言する」と明言していたことを強調した。投稿では具体的な祝日は「選手とコーチングスタッフ」の決定に委ねられており、敗北後の勝利宣言ではなく、チームの健闘を称える国家的な gesture として解釈するのが妥当だという立場だ
。
複数のメディアは、この投稿の文体が硬直的でテンプレート的であることから、ミレイ政権が広報文書にAI生成コンテンツを利用している慣行を引き合いに出し、今回の投稿もAIによって作成された、あるいはAIの支援を受けた可能性があると報じた。ただし、この主張は投稿の文言調に基づく憶測の域を出ず、公式に確認されたものではない。「WORLD CELEBRATION」という見出しと、形式的で定型句のような言語が、ネット上の憶測を呼んだ。
決勝戦の数日前、ミレイ大統領は「アルゼンチンで『カバラ』(cábalas)として知られるサッカーの根深いジンクス」を理由に、試合会場へは行かないと発表した。彼はラジオ局『El Observador』のインタビューで「いかなる状況でも」試合には行かないと語り、大会ここまで全7試合を自宅の大統領官邸で観戦し、それがすべて勝利につながったため、その幸運のルーティンを破りたくないと説明した。ESPNやThe Athleticによると、ミレイは自宅で試合を観戦するという習慣と、重いジャケットを着用するというルーティンがチームを決勝に導いたと信じており、その流れを断ち切ることを避けたという
。この決断もまた、批判と嘲笑の対象となった
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試合は延長戦、フェラン・トーレスのゴールでスペインが1-0で勝利した。これはスペインにとって2010年南アフリカ大会以来2度目のW杯優勝であり、2022年大会に続くアルゼンチンの連覇(1962年のブラジル以来となる)を阻止した
。リーオネル・メッシは、自身最後のW杯と繰り返し語ってきた大会で、試合終了のホイッスルとともにピッチ上で涙を見せ、銀メダルを受け取る際にも感情を露わにした
。メッシは大会最初の7試合で8ゴールを挙げたが、決勝では無得点に終わった
。彼は国際試合からの引退を正式に表明していないが、この瞬間は彼のW杯キャリアの感動的な終焉として広く報じられた
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2026年のW杯決勝はピッチをはるかに超えた議論を巻き起こした。ソーシャルメディア上のスケジュールミスから始まった出来事は、政治コミュニケーション、サッカーのジンクス、そしてサッカー界の偉大な選手の一人の一時代の終焉を巡る世界的なストーリーへと発展した。ミレイ支持者が祝日宣言に真摯な愛国心を見出す一方で、批評家は広報上の大失態と見なした。報道から明らかなのは、政治、スポーツ、インターネットが衝突した瞬間を捉えたこの出来事が、試合の終了ホイッスルよりも長く続く論争を生み出したということである。