公演は複数の幕で構成され、約2時間15分に及んだ。7月17日の公演におけるセットリストは以下の通り(setlist.fmおよび報道より)。
パリでの2日目の公演から24時間も経たないうちに、BTSはアメリカへ飛び、ニュージャージー州イーストラザフォードのメットライフ・スタジアムで行われたFIFAワールドカップ史上初のハーフタイムショーに、共同ヘッドライナーとして出演した。
ロイター通信は、このハーフタイムショーが決勝戦に「スター・パワー」をもたらしたと報じた。朝鮮日報は、BTSが「初の試みであるワールドカップ決勝のハーフタイムショーを飾った」と伝えている。一部の伝統的なサッカーファンからは、このスーパーボウル風の演出を商業主義と批判する声も上がったが、このショーは文化的なマイルストーンとして広く受け止められた。
グループは大西洋をまたぐ移動を完遂した。パリで土曜の夜に公演を行い、日曜日にニュージャージーのステージに立つという、ARIRANGツアーの中でも最も過酷な48時間の一つだった。具体的な移動手段や機内リハーサルの詳細については、公には記録されていない。
パリからニュージャージーへのこの週末は、単なるロジスティクスの勝利にとどまらない。それは、BTSが欧州の8万人収容のスタジアムを埋め尽くすと同時に、世界最大のスポーツの舞台で数億人が視聴するグローバルなテレビ中継をも掌握できる力を示したのだ。また、兵役義務を終えた後、欧州で初めてグループとしてのコンサートを開催したことは、商業的な意味合いを超えた、象徴的な復帰でもあった。