小鵬汽車は2026年7月13日、第2世代自動運転システム「VLA 2.0」を搭載したカモフラージュ仕様のMona L03をドイツ・ミュンヘン中心部の公道でテスト。3日後の7月16日に同地で世界同時発表を控える。 VLA 2.0はライダーやHD地図に依存しない「ピュアビジョン」方式を採用。自社開発ターニングAIチップ(最大2,250 TOPS)を搭載し、知覚・推論・行動を単一の基盤モデルに統合。フォルクスワーゲンが初の外部顧客となる。

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小鵬汽車(XPeng)は、ドイツ・ミュンヘンの公道で第2世代運転支援システム「VLA 2.0」を搭載した車両のテスト走行を実施したことが確認された。2026年7月13日に入手された映像には、カモフラージュラッピングが施されたMona L03がミュンヘン中心部を走行する様子が捉えられており、車両後部には「XPeng L03 NGP powered by VLA 2.0」の文字が確認できる 。このテストは、小鵬の第2世代自動運転システムが中国国外で目撃された初めての事例であり、同ブランドのこれまでで最も野心的なグローバル展開に向けた布石となる。
VLA 2.0(Vision-Language-Action)は、小鵬の従来システムであるNGP(Navigation Guided Pilot)から根本的にアーキテクチャを変更したものだ。従来のモジュール式(知覚・計画・制御の個別モジュール)や高精細地図(HDマップ)への依存を排し、知覚、推論、行動を単一のAI基盤モデルに統合する 。このシステムは、カメラが捉えた映像を直接運転判断に変換するエンドツーエンドの「視覚→行動」アプローチを採用し、中間の変換レイヤーを排除することで遅延やエラーを低減する
。
小鵬はVLA 2.0を「中国初のレベル4(L4)能力を備えたAI運転モデル」と位置づけている 。2026年3月から、P7、G7、X9のUltraグレード車両を皮切りに、OTA(無線)アップデートで配信が開始された
。
小鵬はライダーから完全に離脱する方針を明確に打ち出している。何小鵬CEOは2026年5月、「ライダーはもはや自動車に必要ない」と述べている 。GX SUVや量産型ロボタクシーを含む新型モデルはすべて、カメラのみ、ライダー非搭載、HD地図不要の戦略を採用する
。Mona L03は21台のカメラを搭載し、ライダーはゼロ
。
ただし、テスラの純粋なカメラ方式とは異なり、小鵬はバックアップセンサーとしてレーダーを併用しているとの複数の報道がある。これは「物理的な障害物が進行方向にある場合、レーダー情報を視覚データより優先して停止する」安全策として機能する 。
VLA 2.0システムは、小鵬が自社開発した「ターニング(Turing)AIチップ」で動作する。最上位構成では、1チップあたり最大 2,250 TOPS(テラ・オペレーション・パー・セカンド) の演算能力を発揮する 。Mona L03の最上位グレードは2基のターニングチップを搭載し、合計 1,500 TOPS を実現
。小鵬のロボタクシーは4基搭載で合計3,000 TOPSに達する
。
フォルクスワーゲン(VW)は、小鵬のVLA 2.0大規模モデルおよびターニングAIチップの初の外部顧客となることが決定している。これは2025年11月の小鵬AIデーで発表され、2026年3月のプレスリリースで正式に確認された 。この契約は、小鵬のAI技術が自社車両を超えて商用化されることを意味する。VWは今後のプロジェクトでターニングAIチップとVLA 2.0システムを採用する
。2027年からのVLA 2.0グローバル納入開始に合わせ、VWが中国市場における初のローンチパートナーに指名されている
。
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小鵬汽車は2026年7月13日、第2世代自動運転システム「VLA 2.0」を搭載したカモフラージュ仕様のMona L03をドイツ・ミュンヘン中心部の公道でテスト。3日後の7月16日に同地で世界同時発表を控える。
小鵬汽車は2026年7月13日、第2世代自動運転システム「VLA 2.0」を搭載したカモフラージュ仕様のMona L03をドイツ・ミュンヘン中心部の公道でテスト。3日後の7月16日に同地で世界同時発表を控える。 VLA 2.0はライダーやHD地図に依存しない「ピュアビジョン」方式を採用。自社開発ターニングAIチップ(最大2,250 TOPS)を搭載し、知覚・推論・行動を単一の基盤モデルに統合。フォルクスワーゲンが初の外部顧客となる。
Mona L03は143,800人民元(約21,200ドル)から予約受付中。7月16日に中国と欧州で同時発売、年内64カ国・地域での販売を計画。小鵬は2027年からVLA 2.0のグローバル展開を開始し、ロボタクシーの試験運行も2026年後半に予定。