ハーランドのInstagramフォロワー数は、大会前の約4000万人から7月中旬には6000万人以上に急増し、W杯中で最も急成長したサッカースターとなった。彼のInstagramリールは大会開始以来、6億8300万回以上再生されている
。また、Snapchatの登録者数は500万人以上増加し、W杯での体験を記録する自身のYouTubeチャンネルは登録者数が300万人近くに達した
。ブラジル戦後、2週間で約600万人の新規フォロワーを獲得し、特に試合後の24時間だけで300万人以上を増やした
。
AI生成のディープフェイク — ハーランドがレストランで自分の鏡像に驚くというAI生成のバイラル動画は、実際の本人ではなかったにもかかわらず、X(旧Twitter)だけで3100万回以上再生された。ファクトチェッカーは、この映像が中国のコメディアン、ジン・ロンによるドタバタ寸劇で、6月中旬にTikTokに投稿されたものだと特定している。
ヴァイキング的「ベビーガール」ミーム — TikTokやInstagramでは、ファンがハーランドを「ベビーガール」や「プリンセス」と呼び、198cmの圧倒的な体格を誇るピッチ上の支配的な姿と、お茶目で軽快なオンライン上のペルソナを対比させて楽しんだ。彼のなびく金髪、カラーコーディネートされたヘアゴム、そして『シュレック』を「自分の双子」と宣言したSnapchat加工の自撮り投稿などが話題を呼んだ
。
ドラゴンボールZの魔人ブウ — ソーシャルメディア上では、ハーランドとピンク色のドラゴンボールZの敵キャラクター、魔人ブウ(特にスーパーブウ形態)との見た目の類似性が指摘され、比較が行われた。ハーランド自身もこのミームを認識し、「否定はしないよ」と応答。このコメントはサッカーファンとアニメファンの両方を喜ばせた
。
「政府プロジェクト」と「最終ボス」ミーム — ブラジル撃破後、ソーシャルメディア上ではハーランドは「エイリアン」「ロボット」「政府の計画産物」、そしてサッカー界の究極の「ラスボス」として認定された。特に「ブラジルはチュートリアルを終えた。ハーランドがゲームに参戦した」というジョークが広く共有された
。
ハーランドとジュード・ベリンガムは2020年から2022年までボルシア・ドルトムントでチームメイトであり、その後も親しい友人関係を保っている。しかし、代表チーム同士の初対決がノルウェー対イングランドの準々決勝で実現した。この対戦カードはインターネット上で巨大なトレンドを引き起こした。ファンはSNSに**ブロマンスのアーカイブやファンフィクション、そして「プラトニックな熱いライバル関係」**と称されるコンテンツを大量に投稿。2人の親愛に満ちた瞬間を祝福し、互いに戦うことの感情的な重みを想像した
。GQ UKはこれを「W杯のプラトニックな熱いライバル関係」と評した
。また、Hello!誌は「ジュードとアーリングの友情の内側」という特集を
、Cosmopolitan UKは「ジュード・ベリンガムとアーリング・ハーランドの友情が、いかにして有害なフットボールの男らしさを書き換えているか」という記事を掲載した
。試合前には、2人の愛らしい動画に由来する「cute-cumber(かわいいキュウリ)」というミームがバイラル化した
。イングランド代表DFエズリ・コンサは、この2人が今後20年にわたってメッシとロナウドのようなライバル関係を築く可能性があると語った
。
ガーディアン紙はハーランドを「W杯で最もバイラルな選手」と宣言し、彼のInstagramの成長率が大会中、他のすべての主要サッカースターを上回ったと指摘した。Fox Sportsは「エルリング・ハーランドの夏」と題した特集を組み、彼のW杯での認知度とソーシャルメディアでの影響力が、彼をスポーツを超えた文化的現象へと押し上げたと報じた
。AJCは彼を「ノルウェーのW杯マシーンであり、インターネットの『ベビーガール』」と特徴づけ、冷酷なゴールスコアラーとしての顔と、ミーム化されるお茶目なオフピッチの姿という二面性を捉えた
。