セルジオ・ペレスは、チーム公式リリースで「全体的に良いレースで、今季最高のひとつだったと思います。スタートが本当に良くて、後ろのハース勢を抑えることができました。やるべきことはまだありますが、プッシュを続け、次のアップグレードパッケージでさらに上を目指したい。もう少しスピードがつけば、中団グループに確実に入っていけるでしょう」と語り、20番手スタートから5つ順位を上げた手応えを強調した。
バルテリ・ボッタスは、完走そのものを最大のポジティブ要素として挙げ、「3戦連続のリタイアの後ですからね。アップグレードを導入してから初めてレース距離を走れたので、学べることがたくさんあります。全体的なペースは改善したと思います。特にハードタイヤでは、中団との差を少し詰められ、アストンマーティンに対しては常に十分なマージンを保てていました」と分析した。
チーム代表のグレアム・ロードンは、過酷なダブルヘッダーを乗り越えたチームの回復力を称賛。イギリスGPを「本当に力強いレース」と評し、「両車とも良いスタートを切り、アストンマーティン勢をしっかり後ろに抑え、ハース勢と渡り合えるペースを持っていた」と総括した。米国インディアナ州の地元メディアLarryInFishersは、この日のパフォーマンスを「厳しいルーキーイヤーの中でも、特に有望な午後のひとつ」と報じている
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シルバーストン週末に、新たなエンジニアリングヘッドの大型獲得が発表されたわけではない。チームの主要技術スタッフ(CTOのニック・チェスター、空力責任者のジョン・トムリンソン、顧問のパット・シモンズら)は、いずれもシーズン開幕前に確定していた。しかし、この週末は、キャデラックの2026年シーズンのテーマである「着実な前進、信頼性の向上、そして学習」が具現化したと言える。
キャデラックは第9戦を終えて、コンストラクターズランキング最下位の11位、獲得ポイントは0のままである。しかし、シルバーストンで示した通り、アップグレードは効果を発揮し、ドライバーたちはハースやアストンマーティンと互角に渡り合えるペースを手にしつつある。このプロジェクトは、デビューシーズンの厳しい学習曲線を、確実に乗り越えつつある。ペレスが語ったように、「もう少しスピードがつけば、本当に中団に食い込める」というフェーズに、彼らは足を踏み入れようとしている
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