つまり、これら2つのデータは混同されがちだが、明確に異なる。
| 指標 | 2025年Q2実績 | 前年同期比 |
|---|---|---|
| 売上高(NTドル) | NT$9,337.9億 | +38.6% |
| 売上高(米ドル) | 約$300.7億 | — |
| 純利益 | NT$3,982.7億 | +60.7% |
| 希薄化後EPS | NT$15.36 | — |
| 粗利益率 | 58.6% | — |
| 営業利益率 | 49.6% | — |
この好業績は、先端技術への強い需要に支えられた。先進プロセス(3nm、5nm、7nm)がウェハー売上高の74%を占め、うち3nmが24%、5nmが36%、7nmが14%と内訳される。2025年第3四半期(Q3)の見通しとして、TSMCは売上高を$318億〜$330億と予想しており、中間値で前年同期比約38%の増加を見込む
。また、2025年の米ドル建て売上高成長率目標を前年比30%に上方修正した
。
シティはその後、TSMCが為替圧力にさらされながらも、強力な効率性と先端ノードへの旺盛な需要を背景に粗利益率58.6%を維持した点を評価している。同行は、先端ノードとAIへの構造的な需要拡大がTSMCの継続的な業績を牽引すると見ている
。
ウォール街のコンセンサスは、TSMCのQ2決算を支えたのと同じAIの追い風を受け、圧倒的に強気だ。
TSMCの見通しは、AIインフラ需要、先端ノード需要、そして継続的な強力な財務体質に引き続き依存している。シティによる直近の目標株価の引き上げは、強気のアナリスト見通しの中の1つのデータポイントだが、「約32%の上昇余地」という数字は特にニーダムの目標株価修正に由来するものであり、シティのものではない
。
しかし、両方の修正には同じ核心的なストーリーがある。すなわち、AIメガサイクルは加速しており、TSMCは世界で最も先進的なチップを製造するという独自のポジションにあるという点だ。四半期の記録的な業績、通期ガイダンスの上方修正、そしてウォール街のほぼ全会一致の「買い」コンセンサスを背景に、同社の軌道はAIインフラの継続的な拡大にしっかりと結びついている。