今週の智譜AI:新製品ローンチと株価急落の二重苦
中国北京市に本拠を置くAIスタートアップ、**智譜AI(Zhipu AI、Knowledge Atlas Technology、香港証券コード: 02513)**にとって、2026年7月初旬はまさに浮き沈みの激しい一週間となった。同社は主力モデル「GLM-5.2」を搭載した新しいコーディングエージェント「ZCode」をリリースする一方、ピーク時からの急激な株価調整と、メタ(Meta)のクラウド事業参入を発端とする世界的な半導体株売りの直撃を受けている。ここでは、これら3つのトピックを事実に基づいて詳しく解説する。
ZCodeコーディングエージェントとGLM-5.2のリリース
智譜AI(海外ブランドは「Z.ai」)は、2026年6月13日にフラッグシップモデルGLM-5.2をリリースしたWC。このモデルは総パラメータ数7440億(アクティブは約400億)のMixture-of-Experts(MoE)アーキテクチャを採用し、100万トークンのコンテキストウィンドウを有する。コード生成に特化した「コーディングファースト」のポジショニングを掲げており、まずGLM Coding Planの加入者向けに提供された後、MITライセンスのもとでHugging Face上にオープンソース公開されたTCG。
そして、智譜AIは開発者がGLM-5.2上に自律型コーディングアシスタント(エージェント)を構築できる新ツール「ZCode」を発表した。これにより、米Anthropicの「Claude Code」との競争がさらに激化することとなった。の報道によれば、ZCodeは開発者が「自律型コーディングアシスタントを構築する」ことを可能にするもので、AnthropicがClaude Code内で中国ユーザーを追跡する隠しコードを削除したタイミングと重なるという。