ファルコン9ロケットは、ヴァンデンバーグ宇宙軍基地の第4発射施設東棟(SLC-4E)から、UTC14:00(日本時間23:00)頃に打ち上げられました。第1段ブースターB1088は17回目の飛行となり、打ち上げ後、太平洋上に待機する無人ドローン船「Of Course I Still Love You」への着陸に成功しました。B1088はこれまでに17回の飛行すべてで着陸に成功しており、その信頼性の高さを改めて示しました。
今回のミッションでは24機のStarlink V2 Mini衛星が太陽同期軌道に投入されました。この打ち上げにより、2019年5月以降に打ち上げられたStarlink衛星の総数は12,000機を超えました。2026年6月下旬時点でのアクティブなコンステレーションの規模は約10,400機と推定され、Starlinkは軌道上の全アクティブ衛星の約3分の2を占めています。
なお、一部で報じられた「アクティブ衛星数が10,700機を超えた」という情報については、入手可能な情報源では確認できていません。2026年6月下旬時点で信頼できるトラッカーが確認したアクティブ衛星の最大数は約10,400~10,653機です。トラッキングデータは、新たに投入された衛星が軌道を上昇させる過程で遅れて更新されることが多い点に注意が必要です。
Starlink Group 17-40は、2026年6月におけるヴァンデンバーグからの最後のStarlink飛行となった可能性が高く、同発射場からのStarlink 17-45(6月24日)およびStarlink 17-28(6月21日)に続くものでした。このミッションは2026年に入ってから59回目から60回目にあたる専用Starlink打ち上げでした。6月下旬までに、SpaceXは2026年だけで1,500機以上のStarlink衛星を打ち上げており、複数の情報源が「同社史上最速の打ち上げペース」と評する記録的なペースが続いています。
Starlink 17-40ミッションは、SpaceXにとって日常的でありながらも重要な打ち上げでした。ブースターの迅速な再利用と、世界最大の衛星コンステレーションの拡大を続ける同社の relentless な姿勢を象徴するものと言えるでしょう。