絶対王者ポガチャルは前人未到の5勝目を狙います。昨年から半数が入れ替わった布陣は以下の8名:ポガチャル、アダム・イェーツ、ティム・ウェレンス、ニルス・ポリット、ブランドン・マクナルティ、フェリックス・グロースシャルトナー、イサーク・デル・トロ、フロリアン・フェルメールシュ 。最大の注目は22歳のメキシコ人超新星イサーク・デル・トロ。2026年シーズンすでにワールドツアー3勝を挙げ、初のツール出場でポガチャルの右腕を務めます。
前年王者のヴィンゲゴーを支えるのはマッテオ・ジョルゲンソン、セップ・クス、ヴィクトル・カンペナールツ、ブルーノ・アルミライ、ペア・ストラント・ハーゲネス、エドアルド・アッフィーニ、ダヴィデ・ピガンツォーリ 。最大のニュースはウート・ファン・アールトの落選。代わりに抜擢されたのは23歳のイタリア人ダヴィデ・ピガンツォーリ。複数のベテラン候補を押しのけてのサプライズ選出です。
昨季ツール3位(フロリアン・リポウィッツと同タイム)のエヴェネプールが、冬に移籍した新チームで参戦。五輪王者がポガチャル、ヴィンゲゴーに挑む3極対決の構図です。
暫定6名が発表:ティム・メルリール(スプリンター)、ミケル・ランダ(総合/アシスト)、ヴァランタン・パレ=パントル、ヤスペル・ストゥイフェン、イラン・ファン・ウィルデル、ルイ・ヴェルヴァーケ。メルリールは膝の負傷で出走日数が少ない状態でのスタートとなります。
フランスの若き英雄ポール・セイシャスがグランツールデビュー。チームは総合表彰台を目標に掲げています。
現代ロードレース最大のライバル対決が続きます。ポガチャルは春のクラシックを圧勝し、ツール・ド・スイスでも勝利。圧倒的な状態で5つ目のマイヨ・ジョーヌを狙います。一方、ヴィンゲゴーは「今年は俺の番だ」と宣言。前人未到の3連覇を懸けて挑みます。
3度のツール勝者アルベルト・コンタドールは、**「ヴィンゲゴーがポガチャルにプレッシャーをかけられる唯一の場所」**として高標高の山岳ステージと頂上フィニッシュを指摘。特にアルプ・デュエズの2度の登坂が決戦場になると見ています。
ステージ1は2019年以来のチームTTTですが、ルールが大きく変わります。従来は4人目または5人目のタイムでチームの成績が決まりましたが、今大会から全選手が個人でフィニッシュ計時されます。この方式は2023年のパリ〜ニースで試験導入され、GC争いの選手が集団の中で個人戦術を取れるようになりました。短い19.7kmのコースですが、山岳前に早くも有力選手間に差が生まれる可能性があります。
ASO(大会組織委員会)が1月30日に発表したチーム選考で波紋が広がりました。ファンの間で人気の高かったユニベット・ローズ・ロケッツが落選し、代わりにカハ・ルラル-セグロスRGAとトタルエネルジーが招待されたのです。チューダー・プロサイクリングとピナレロ-Q36.5はUCIプロチームランキングで出場権を獲得しました。
全21ステージの内訳:平坦7、丘陵4、山岳8(頂上フィニッシュ5ヵ所:ガヴァルニー=ジェードル、プラトー・ド・ソレゾン、オルシエール=メルレット、そしてアルプ・デュエズを2回)、開幕TTT+個人TT1。最初の3ステージはスペイン国内で行われ、その後フランスに舞台が移ります。