グレイスケール・リサーチは2026年6月26日、ビットコインが2025年10月の高値(約12万5000ドル)から50%以上下落した後の状況を分析し、明確な「2つの道筋」を示した。リサーチ責任者のザック・パンドル氏は「私たちはビットコイン弱気相場からの脱出方法を2つ見ている」と述べている
。このレポートはシナリオにキャッチーな名称を付けていないものの、今後数カ月が底値形成か更なる下落かを決する分岐点であることを明確にしている。
2つのシナリオ
分析に基づく2つのシナリオは以下の通り
:
- サイクル安値はすでに近い — 適切なマクロ・政策触媒が実現すれば、ビットコインはサイクル安値に達しているか、その近くにある可能性がある。
- 条件悪化でさらなる下落 — 主要触媒が悪い方向に働けば、ビットコインはさらに下落する可能性がある。
グレイスケールの枠組みは曖昧な予測ではない。3つの具体的な変動要因に依存する条件付きのロードマップである。
ビットコインの運命を決める3つの触媒
グレイスケールは、どのシナリオが現実となるかを決める3つの主要な変動要因を特定した
:
- FRBの金利決定。トランプ大統領がFRB議長にケビン・ハセット氏ではなくケビン・ウォーシュ氏(よりタカ派と見られる)を選んだことで見通しは大きく変化。インフレが依然として高い中、市場は利上げの可能性を織り込み始めており、これがビットコインの大きな逆風となっている
。
- 米上院でのCLARITY法案。この仮想通貨規制法案の進展はグレイスケールの基本シナリオの中心。法案が進むか停滞するかは、仮想通貨市場全体のセンチメントを決定的に左右する
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