ミケル・ランダ(スーダル・クイックステップ) – チームのメンバー選考から外れた。ランダはシーズンの主要目標の一つにツールを据えており、6月11日時点でチームが発表した暫定6名のコアメンバーにも名を連ねていた。しかし、最終的に発表された8名の登録メンバーからは漏れた。チームはその理由を明確に説明していないが、パフォーマンスや戦略上の判断によるものとみられる。
その他の欠場選手 – クリストフ・ラポルト(ヴィズマ・リースアバイク)は、2026年シーズンを通じて精彩を欠いたケガからの復調が間に合わず、数週間前に欠場が決まっていた。 また、「ツール・オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ」のレース内で流行したとされるウイルス(通称TARAウイルス)の影響で、アレッサンドロ・コーヴィ(ジェイコ・アルウラー)やイバン・ロメオ(モビスター)もツール出場の可能性を失ったと報じられている。
レムコ・エヴェネプール(レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ) – 負傷ではなく、ベルギー自転車競技連盟の規則という「書類上の問題」で出場が危ぶまれた。ベルギー連盟は、プロライセンス保有者に対し国内選手権ロードレースへの出走を義務付けており、違反した場合、9日間の出場停止と罰金を科すと定めている。エヴェネプールはトレーニングのみで本番に臨む計画だったため、これをスキップすれば自動的に出場停止処分が発動し、ツールへの出走が不可能になる可能性があった。決着: エヴェネプールは、国内選手権に「不出場」とするための診断書(コンディション不良を示すもの)を連盟に提出。これにより、9日間の出場停止処分を科されることなく、ルールを遵守する形となった。6月26日現在、ツール・ド・フランスへの出場が正式に認められている。
ポール・セクサス(デカトロン・CMA CGM) – チームが「特定選手のコンディションに関する不確実性」を理由にツールのメンバー発表を遅らせたことで、一時的に出場が不透明となった。19歳のフランス人新人は「ツール・オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ」で落車していたが、すでに5月にはツールデビューを公言していた。決着: チームは彼が落車から回復していることを確認し、ツールに出場すると発表した。
モビスター(インフルエンザAの集団感染) – チームマネージャーのエウセビオ・ウンスエが、グランデパールのわずか数週間前に、チーム内でインフルエンザAが集団発生したことを明らかにした。複数の選手が「ツール・オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ」を病気で途中棄権しており、チームは準備計画の「困難な再設定」を余儀なくされた。影響を受けた選手にはディエゴ・ペスカドールが含まれ、後にイバン・ロメオやジェファーソン・セペダも同レースを欠場した。ツールのメンバーに最終的に誰が残るかは、6月下旬時点でも流動的である。
| 選手 | チーム | 理由 | 状況 |
|---|---|---|---|
| ワウト・ファンアールト | ヴィズマ・リースアバイク | 肘の感染症(落車の合併症) | 欠場確定 |
| オスカル・オンリー | ネットカンパニー・イネオス | 肩の負傷(落車) | 欠場確定 |
| ペリョ・ビルバオ | バーレーン・ヴィクトリアス | ウイルス感染 | 欠場確定 |
| ミケル・ランダ | スーダル・クイックステップ | チーム選考から漏れ | 欠場確定 |
| クリストフ・ラポルト | ヴィズマ・リースアバイク | 2026年シーズンを通じてのケガ | 欠場確定 |
| アレッサンドロ・コーヴィ | ジェイコ・アルウラー | 病気(TARAウイルス) | 欠場確定 |
| イバン・ロメオ | モビスター | 病気(TARAウイルス) | 欠場確定 |
| レムコ・エヴェネプール | レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ | 規制上のリスク(国内選手権ルール)→診断書で解決 | 出場確定 |
| ポール・セクサス | デカトロン・CMA CGM | 落車後の回復懸念→解決 | 出場確定 |
| モビスター勢(複数) | モビスター | インフルエンザA集団感染;メンバー編成は流動的 | 一部不透明 |