拠出先は「King-of-the-Hill(勝ち残り方式)」や「コンドルセ勝者方式」といった単純な集計メカニズムを通じて選ばれる。バリデータは「設定したら忘れる(set-and-forget)」で運用できる設計になっている。
元イーサリアム財団(EF)のコア開発コーディネーターだったTrent Van Epps氏は2026年6月、イーサリアムのコア開発エコシステムが今後3~9カ月以内に資金不足に陥る可能性があると警告した。維持には年間約3000万ドル(約47億円)が必要で、具体的には以下の要因が重なっている。
Lesaege氏は、この慢性的な資金不足を「協調の失敗」と位置づける。「誰もが改善の恩恵を受けるが、誰も率先して払いたがらない」というフリーライダー問題を、プロトコル自体に資金調達機能を組み込むことで解決しようとしている。
この提案に対して、真っ向から反対の声を上げているのが、暗号資産ポートフォリオ管理ツールRotkiの創業者で長年のイーサリアム開発者であるLefteris Karapetsas氏だ。同氏の懸念は以下の点に集約される。
支持派は「コア開発を維持するための革新的な資金調達手段」と評価する一方、反対派は「ガバナンスの乗っ取りと中央集権化リスク」を強調する。両者の溝は深く、イーサリアム史上最も重要なガバナンス試金石の一つとなる可能性がある。
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