8月末から9月28日まで、ウクライナ各地で複数のロシア軍によるドローン・ミサイル攻撃が報じられました。市民の犠牲に加え、住宅、医療施設、商業施設、インフラの損壊が伝えられています。ただし、攻撃は異なる日付・場所で起きており、死傷者数を合算した一つの被害として扱うことはできません。9月28日にキーウ中心部のウクライナ国立科学アカデミーの建物が攻撃されたとの報道も、当時の情報は限られていました。
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攻撃と被害について報じられたこと
キーウと周辺地域
9月23日のドローン攻撃では、キーウで2人が死亡し、45人が負傷したとロイターが報じました。鉄道施設や倉庫、燃料スタンドも被害を受けたとされています。
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別の9月24日の攻撃では、キーウとウクライナ北東部で計8人が死亡したと、ロイターが当局者の話として伝えました。キーウでは産院が被害を受け、住宅、郵便局、倉庫、自動車などの損壊も警察から報告されました。ハルキウ州では農場への攻撃で6人が死亡、12人が負傷したと検察当局が発表しました。
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9月25日の攻撃では、14歳の少年を含む7人がキーウで死亡し、58人が負傷したと報じられました。食品倉庫の被害も伝えられ、ウクライナ最大の製鉄所は生産を一時停止すると発表しました。
9月27日には、キーウ郊外のソフィーウシカ・ボルシチャヒウカにある食品市場がドローン攻撃で炎上しました。検察当局によると、2人が死亡し、約10人が負傷。キーウ市内も同日、攻撃を受けました。
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また、8月27日の攻撃では、キーウの住宅や学校、医療施設が損壊した一方、市内で死傷者は報告されなかったとされています。これは9月の攻撃とは別の事案です。
ドニプロ、ハルキウなど
9月10日には、ドニプロの国際的なアグリビジネス施設が攻撃を受けたと報じられました。同日、キーウ、ドニプロ、ハルキウ、スーミで攻撃があったとの別の報道もあり、キーウでは2階建てのオフィスビルにドローンが落下し、ドニプロでは倉庫で火災が起きたとされています。これらの施設が一つの攻撃で被害を受けたと確認できる情報はありません。
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9月27日の攻撃では、ハルキウとスーミでも死者が出たと報じられています。ただし、確認できる報道だけでは、ハルキウ市内の具体的な被害状況までは特定できません。
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国立科学アカデミーの建物への攻撃報道
9月28日、キーウ中心部にあるウクライナ国立科学アカデミーの建物にドローンが衝突し、火災が起きたとウクライナのメディアが報じました。少なくとも1人が死亡し、負傷者も出たとする報道がある一方、別の報道では建物内にいた人の安否は分かっていないとされました。入手できる報道の間で死傷者情報が一致しておらず、詳細は確定していません。
当局者の発言と、確認できない情報
ロイターによると、ゼレンスキー大統領は9月27日の攻撃を、軍事的な目的のない「テロ」と表現しました。9月25日の攻撃後にも、ロシアがエスカレーションを拡大していると述べています。いずれも大統領による攻撃の評価であり、攻撃の意図を独立に確認した結論とは区別する必要があります。
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ロイターは、ロシアが民間施設を意図的に標的にしたことを否定していると伝えています。一方、今回取り上げた個別の攻撃や和平の見通しについて、クレムリンやロシア国防省が何を述べたかを具体的に整理できるだけの確認済み情報はありません。また、ドネツク州やスーミ州での戦況をめぐる双方の主張についても、ここで参照できる報道は裏付けておらず、確認済みの事実とは扱えません。
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読み取れること
報道からは、複数の攻撃によって民間人が犠牲となり、住宅や医療施設、商業施設などにも被害が出たことが分かります。一方で、記事ごとに日付や場所は異なります。ある攻撃の死傷者数を別の攻撃に当てはめないこと、また9月28日の科学アカデミーの報道のように情報が未確定な点を明示することが重要です。