ただし、初値を付けた後は利益確定売りなどから上げ幅を縮小した。終値は845元で、IPO価格に対して460.34%高。終値ベースの時価総額は約3417億7000万元~3418億元(約507億ドル)となった。
終値ベースの会社評価額にこの持ち分を単純に掛け合わせると、王氏の保有株価値は約1069億~1070億元、つまり1000億元を超える計算になる。 これはあくまで株価に基づく評価額であり、株式を売却して得た現金資産を意味するものではない。
外部株主では、美団(Meituan)関連の投資主体が大きな持ち分を保有していた。関連企業の保有比率は報道によって集計範囲に違いがあるものの、約8.7%とされ、終値ベースの株式価値は約297億元と見積もられる。
この評価額は、非上場時に行った投資に対して非常に大きな含み益を示す。一方、公開情報からは、美団の投資元本や各投資主体の取得条件を一つに確定できない。そのため、「何倍になったか」という正確なキャッシュ・オン・キャッシュ倍率については、断定を避ける必要がある。70倍超とする報道もあるが、集計方法を確認せずに単一の確定値として扱うのは慎重さを要する。
もっとも、初日の急騰は将来の業績を保証するものではない。845元という終値は、150.80元のIPO価格からなお大幅に上昇した水準であり、今後は実際の販売拡大、収益性、ロボットの量産と導入実績が評価の焦点になる。