Open Pangramは、単一の表現だけで判断したのではなく、人間の文章よりAI生成文に現れやすい複数の言語パターンを組み合わせて判定した。Pewが例として挙げている特徴には、次のようなものがある。
ただし、これらは文体の傾向であって、作者を特定する指紋ではない。人間の筆者も同じ表現を使うことがあり、AIが下書きした文章を人間が大幅に書き直すケースもある。そのため、調査結果は「AIが書いた、または実質的に編集した兆候」と読むべきであり、完全にAIだけで書かれたページ数として扱うことはできない。
AI検出ツールの性能が高い場合でも、誤検出(人間の文章をAIと判定すること)や見逃し(AI文章を人間の文章と判定すること)は起こり得る。検出精度は、文章の長さやジャンル、使用されたAIモデル、編集の有無などによっても変わる。
Pewの調査は、個々のページの作者を断定する目的ではなく、膨大なページ群に見られる傾向を測るものとして理解する必要がある。
この変化は、Cloudflareが報告した別の動きとも時期を同じくする。同社のネットワークでは、2026年5月に人間以外のトラフィックが人間によるトラフィックを上回ったと報告されている。 ただし、こちらが測っているのはボットや自動化システムによるHTTPリクエストであり、AIが書いた文章の割合ではない。