ダラスでは、一般的な招待手続きではなく、Waymoアプリから直接呼び出します。特に悪天候の際は、通常なら利用できるルートでも一時的に対象外となる可能性があるため、アプリに表示される最新の運行可否を確認するのが確実です。
Waymoは現在もDallas Love Field空港で車両のテストを続けていますが、一般の乗客は空港での乗車・降車をまだリクエストできません。空港サービスは、テストが完了した後に追加される見通しです。
そのため、現在のWaymoは空港アクセスや長距離移動よりも、ダラス中心部の対象エリア内の移動に向いたサービスです。Dallas Innovatesによると、サービスエリアはダラス中心部のおよそ50平方マイル(約129平方キロメートル)に及びます。
Waymoは2025年にダラスの公道でテストを開始し、2026年2月には限定的な一般向けサービスを始めました。当初は待機リストに登録した利用者だけが乗車できましたが、8月4日にその制限がなくなりました。
これは、車両をテストし、限られた利用者に乗車機会を提供し、実際の運行データや経験を蓄積したうえで、段階的に利用者を増やす展開です。Waymoはサンフランシスコやロサンゼルス、フェニックスなどでも、待機リストから一般開放へ移行する形を取ってきました。
ただし、今回の一般開放によって、計画中のすべての機能が利用可能になったわけではありません。空港と高速道路の運行はなおテストまたは準備段階にあり、従来型のタクシーやライドシェアと比べると、利用できる範囲はまだ限られています。
ダラスでは、Waymoの自動運転システムを搭載した、完全電動のJaguar I-PACE SUVが使われています。Avis Budget GroupはWaymoの車両運用パートナーとして、車両の準備、整備、充電、インフラ、拠点の運営などを担います。
一方、乗車の呼び出しはWaymo独自のアプリから行います。つまり、利用者向けの配車サービスはWaymoが提供し、車両を日々稼働させるための裏側の運用をAvisが支える体制です。
今後も悪天候時には、利用可能な車両が減る、配車が遅れる、運行エリアが縮小される、あるいは一時的にサービス全体が停止される可能性があります。同社は、運行の継続や再開にあたって天候と道路状況を確認するとしています。
乗車予定がある場合は、出発直前にWaymoアプリを確認するのがおすすめです。正確な乗車地点と目的地を入力し、その時点で実際に配車が提示されるかを確認してください。嵐の最中は、普段は利用できるルートだという前提よりも、アプリのリアルタイム表示を優先するのが安全です。