金の逃避需要やスイスの銀行による米国資産の劣化警告など、ドルには構造的な下落リスクが指摘されているが、日米金利差の大きさがドル/円をサポートしている。FRBの政策金利が3.50〜3.75%であるのに対し、日本の金利は1.00%と、ドル/円は依然としてキャリートレードの代表格であり、短期的な円高進行を抑制している
。
アナリストの見方は依然として分かれている。
今週発表されるデータは、9月利上げのシナリオを確定させるか、あるいは覆すかの分かれ目となる。
日本
米国
日本のGDPが堅調で、金曜日のCPIが予想を上回れば、9月利上げの確度はさらに高まる。逆に米国の軟調なデータやハト派的なFOMC議事要旨が出れば、ドル安圧力が強まり、日米金利差が縮小して円高を後押しする材料となる。