2026年5月12日にリリースされたTabPFN-3は、最大100万行・200特徴量のデータセットをサポートし、APIではテキスト特徴量をネイティブに扱えます。API版「TabPFN-3-Plus(シンキング)」は、推論時に計算リソースを追加投入する「テスト時計算スケーリング(test-time compute)」を導入。フィッティングにより多くの時間をかけることで、精度を大幅に向上させます
。表形式AIのベンチマーク「TabArena」では、TabPFN-3-Plus(シンキング)が非TabPFNモデルを200Elo以上上回り、AutoGluon 1.5 extremeを10倍高速で凌駕します
。なおTabPFN-3本体はオープンソースとして公開されています
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SAP最高技術責任者(CTO)のPhilipp Herzig氏は、エンタープライズAIにおける最大の未開拓分野はLLMではなく、構造化業務データ向けのAIだとSAPは早くから認識していたと明かしています。「Prior Labsのフロンティアモデルと、当社のエンタープライズデータおよび顧客網を組み合わせることで、このカテゴリーで世界をリードする」と述べています。
Prior LabsのFrank Hutter CEOは、「SAPファミリーに加わることで、このカテゴリーの可能性を最大限に引き出すためのリソース、データ環境、顧客網を得られる」とコメント。買収完了後のLinkedIn投稿では「同じチーム、同じオフィス、同じミッション、オープンモデル、そして10億ユーロ超のバックアップ。変わったのはスケールと計画期間だけだ。SAPは、膨大な規模の表形式データと流通網を持つ、理想的なパートナーだ」と記しています
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買収後の両社は、エンタープライズAI、科学的発見、因果推論、リレーショナルデータ、エージェンティックシステムといった最先端研究に取り組む計画です。相関関係から因果関係へと踏み込み、表・言語・画像を理解して動的に推論・適応するエージェンティックAIの実現を目指します。さらにSAPは、医療データや材料科学における「ムーンショット」構想も描いており、腫瘍診断、臨床意思決定、バッテリー材料研究などですでに実証が進んでいます
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