ムラトフ氏の新聞『ノーヴァヤ・ガゼータ』は、30年以上にわたりロシアにおける独立系ジャーナリズムの象徴だった。「もはや新聞は存在しない」と同氏はBBCに語り、クレムリンが印刷機を国有化し、発行登録を取り消したと説明した。
同氏は、反対意見に対する大規模な弾圧について、次のように述べた。その規模はソ連時代にも及ばないレベルに達しているという。
ムラトフ氏は、欧米で取り沙汰されるエリート層の分裂やプーチン氏に対する内部の陰謀説を一蹴した。「国はウラジーミル・プーチンによって運営されている。彼らは彼を恐れている。そしてこの恐怖は、彼の主な支持基盤である連邦保安庁(FSB)によってあらゆる方法で強化されている」。
国際社会の対応に話が及ぶと、ムラトフ氏は、プーチン氏は欧州指導者の「本当の価値」を見抜いていると語った。欧米の指導者たちはプーチン氏に人権や欧州的価値観について講義する一方、石油、ガス、ダイヤモンドに関する貿易協定に次々と署名し続けている。ムラトフ氏は、プーチン氏はその偽善を「大笑いしている」と述べた。