治療への反応は迅速かつ持続的でした。
| 経過期間 | 臨床所見 |
|---|---|
| 投与開始1週間以内 | 腹部の創傷が改善し始め、腫瘤は745cm³から約373cm³と半減した |
| 4週間後 | いくつかの創傷が完全に治癒した |
| 8週間後 | 画像検査で腫瘤は373cm³に縮小 |
| 12ヶ月後 | 腫瘤は**約89%**縮小し82cm³に。尿および組織サンプルから感染の証拠は検出されなかった |
| 安全性 | ファージ療法に起因する有害な副作用は認められなかった |
CRISPR搭載ファージは、以下の2つの相乗的なメカニズムで働くと推測されています。
結論:本例は、すべての抗生物質が無効であった多剤耐性大腸菌感染症の患者において、CRISPR搭載バクテリオファージ療法が安全に劇的な臨床改善をもたらし得ることを示す、初のヒトにおける概念実証(proof-of-concept)となりました。現在、厳格な対照試験の実施が重要な次のステップです。