2026年7月16日に開催された第2四半期決算説明会で、TSMC経営陣は2026年通年の売上高成長率見通し(米ドルベース)を、従来の「30%超」から**「40%をやや上回る」**に上方修正しました。主なガイダンスは以下の通りです。
TSMCは2026年の設備投資予算を、従来の520億〜560億ドルから600億〜640億ドルへと大幅に引き上げました(約15%の増額)。ウェンデル・ホアン最高財務責任者(CFO)は、設備投資の約**70〜80%**を先端プロセス技術(N2およびN3容量)に、約10%を特殊技術に、10〜20%を先端パッケージング、テスト、その他の技術に割り当てると述べています
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同社はまた、アリゾナ州への1,000億ドルの追加投資を発表し、2nm以下および先端パッケージングに特化した複数の新工場を建設する計画です。経営陣は、今後3年間の設備投資額は過去3年間から大幅に増加する見込みであり、これは単年度の調整ではないことを示唆しています
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記録的な業績と上方修正された見通しにもかかわらず、TSMCの株価は、AI主導の設備投資の持続可能性を投資家が懸念したことから、売り圧力に直面しました。
TSMCの積極的な能力拡大は、AI、HPC、5Gといったメガトレンドによる複数年にわたる持続的な需要に対する経営陣の自信を反映しています。しかし、短期的な利益率の低下(規模の効率化が進む前にコストがかさむ2nmプロセスの立ち上げが主因)と設備投資の規模の大きさが、一部の投資家に警戒感を与えています。アナリストらは第3四半期の売上高予想を3.4%増の454億ドルに、2026年通年の売上高予想を4.1%増の1,716億ドルに引き上げていますが、その代償として投資強度の高まりが指摘されています
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TSMCのAI業界向け先端半導体メーカーとしての独占的な地位は今のところ揺るぎませんが、市場は、こうした巨額の設備投資が今後、それに見合ったリターンをもたらすのかどうかをますます疑問視しています。あるアナリストが指摘するように、TSMC株はAI需要の持続性に対する「640億ドルの賭け」に直面しているのですソ。