欧州データ保護会議(EDPB)は、スマートグラスを2026年のプライバシー最優先議題に掲げた。欧州議会の議員らは欧州委員会に具体的な執行措置を求めており、EU域内のデータ保護当局は、これらの機器が一般データ保護規則(GDPR)の同意、透明性、およびプライバシー・バイ・デザインの要件を満たしているかどうかを精査している。
Kmartのプライベートブランド「Anko」が販売した「カメラグラス」は、税込89オーストラリアドル(約9,000円)という低価格で、8メガピクセルカメラと1080p動画録画、AI画像認識機能を搭載。2026年8月初旬までにオーストラリア全土の実店舗とオンラインで完売した。デジタル権利の専門家はこの製品を「プライバシーの悪夢」と呼び、オーストラリア国民が知らないうちに、あるいは同意なく撮影されるリスクが高まっていると警告している。
メタは2026年7月7日、レイバン・スマートグラス向けに強制ファームウェアアップデートを配信し、プライバシーLEDが物理的に改ざんされたり、塞がれたり、破損した場合、カメラを完全に無効化する措置をとった。これは、インジケーターライトにテープやステッカーを貼って隠し撮りを行っていたユーザーへの直接的な対応である。