2026年7月23日、米国防総省は「Section1286リスト」(第1286条リスト)の2025会計年度版更新版を公表。復旦大学、上海交通大学、山東大学――中国を代表する3つの一般研究大学を、米国の国家安全保障を脅かすとされる外国機関のリストに新たに追加しました。これにより、リスト上の高等教育・研究機関は中国・ロシア・イランを合わせて計130校となり、うち中国本土の機関は88校に上ります
。
特筆すべきは、これまで国防総省がほぼ軍事・防衛関連機関に限定してきた対象を、初めて中国トップクラスの一般大学にまで拡大した点です。これは米国の研究安全保障政策における明らかな政策転換を示しています。
従来のリストが軍事研究との直接的なつながりを持つ機関を中心に指定していたのに対し、今回の2025会計年度版リストは「問題のある活動(problematic activities)」に関与しているとして、包括的な一般大学を新たに名指ししました。国防総省は、これらの機関が「米政府資金による研究開発が敵対国の軍事用途に流用される可能性を高める活動」を行っていると認定しています
。
2026会計年度(2025年10月開始)より、国防総省(War Department)は、第1286条リストに掲載されたいかなる機関との協力関係を含む基礎研究に対して、資金の拠出または支出を全面的に禁止します。この禁止は以下のように広範囲に及びます。
専門家らは、今回の拡大が「二国間の学術関係をさらに損ない、米国の研究とイノベーションに多大なコストをもたらす可能性がある」と指摘します。復旦大学や上海交通大学のような一般大学を対象に含めたことは、ワシントンが中国の民間研究エコシステム全体を、国家が後押しする知的財産の流用や意図しない技術移転の経路と見なしていることの表れです。
第1286条リストは、国防総省の資金による研究に対する「望ましくない外国の影響を打ち消す」ために設計されており、中国、ロシア、イランによる軍事転用を防ぐという名目のもと、米中の技術競争と科学技術分野での戦略的デカップリング(分離)を一層加速させる動きといえます。現在、リスト上の130機関のうち約70%が中国拠点で、残りはロシアとイランです
。
Studio Global AI
Use this topic as a starting point for a fresh source-backed answer, then compare citations before you share it.
国防総省は2026年7月23日、Section1286リスト(第1286条リスト)を更新。復旦大学、上海交通大学、山東大学の中国トップクラス一般大学を新たに指定し、対象機関は中国・ロシア・イランの計130機関(うち中国本土88機関)に拡大した。
国防総省は2026年7月23日、Section1286リスト(第1286条リスト)を更新。復旦大学、上海交通大学、山東大学の中国トップクラス一般大学を新たに指定し、対象機関は中国・ロシア・イランの計130機関(うち中国本土88機関)に拡大した。 今回の拡大は、従来の軍事・国防関連機関に限っていた対象を一般大学にまで広げる政策転換。米国は中国の民間研究エコシステム全体を国家支援による知的財産流出の経路と見なし、研究分野での戦略的デカップリング(分離)を加速させる姿勢を鮮明にした。
2026会計年度(2025年10月開始)より、国防総省はリスト掲載機関との共同研究や設備使用を含むあらゆる基礎研究への資金拠出を禁止。例外許可は国家安全保障上の利益と認められる場合に限られる。