| 指標 | Q2 2026 結果 | 前年比・備考 |
|---|---|---|
| 売上高 | €32.9億(約$37.9億) | 固定為替レートベースで+13.3%(Downtown除くと+6.4%) |
| サブスクリプション収入 | €13.7億 | 前年同期比+6.7%(前期+7.9%から減速) |
| サブスク&ストリーミング(合算) | — | 同+15.4%(アナリスト予想には届かず) |
| 調整後EBITDA | €6.74億 | 固定為替レートベースで+1.5% |
| 調整後EBITDAマージン(報告) | 20.5% | 前年同期比-2.2pt(Downtown統合、弁護士費用、MD事業損失が影響) |
| 調整後EBITDAマージン(Downtown除く) | 21.5% | 前年同期比-1.3pt |
| 純利益 | €2.22億 | 前年同期比-84.5%(€5.70億の投資評価損含む) |
| 調整後希薄化後EPS | €0.47 | 前年同期比+4.3% |
| フリーキャッシュフロー(H1 2026) | €0.24億 | H1 2025の€4.53億から約95%減少 |
| レコード事業収入 | — | 同+16.2%(Downtown除くと+8.7%) |
| マーチャンダイジング収入 | — | 同-10.7%(ツアーや新商品リリースのタイミング影響) |
市場が最も注目したポイントです。SpotifyやApple Musicなどの主要ストリーミングプラットフォームとの「Streaming 2.0」と呼ばれる新価格契約による値上げ効果や、好調なリリーススケジュールにもかかわらず、サブスク成長率は前期の7.9%から6.7%へと減速しました 。ブルームバーグは、サブスク収入の絶対額はアナリスト予想を上回ったものの 、前期比での減速傾向と市場が「有機的(Downtown除く)」な成長に焦点を当てたことが、ネガティブな反応を引き起こしたと報じています 。
2026年上半期のFCFは€0.24億と、前年同期の€4.53億から約95%減少しました 。これは運転資本の増加(ロイヤリティ前払いなど)、設備投資の増加、そしてDowntown買収によるキャッシュアウトフローが主な要因です。投資家の間では、この数字がUMGの利益の質に対する最も警戒すべきサインとして受け止められました 。
2025年4月に約$7.75億で完了したDowntown Music Holdingsの買収は増収に貢献したものの、統合コストと同社の低い利益率ビジネスモデルが、報告セグメントと全体の両方の利益率に継続的な重しとなっています 。Downtownを除く有機的な売上高成長率はわずか6.4%であり、発表された13.3%という増収の多くが買収によるものであることが明らかになりました 。