正式契約が未締結であるにもかかわらず、両社の協業はすでに始動しています。サムスンのHBM4メモリは、2026年半ばに生産が開始されたAMDのAIサーバーラックシステム「Helios」に搭載されています 。Heliosの中核をなすのはAMD Instinct MI455X GPUで、1チップあたり12段積層のHBM4により、前世代比で約50%増となる432GBの容量と23.3TB/秒の帯域幅を実現しています
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AMDのAdvancing AI 2026イベントで、サムスンのプリンシパルエンジニアは、サムスンのHBM4がMI455X GPUとHeliosラックに搭載されて出荷されていることを確認しました 。Heliosの出荷は2026年第3四半期末に開始され、2027年初頭にかけて本格化する予定です
。最大72基のMI455Xユニットを搭載するHeliosラック1基は、合計31TBのHBM4容量と1.7PB/秒のメモリ帯域幅を提供します
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AMDは主要なAIチップ顧客を獲得しており、これがサムスンのHBM4に対する巨大な下流需要を生み出しています。
サムスンは、2024~2025年にかけてHBM3Eの認定遅延で苦戦した後、HBM市場で顕著な回復を見せています。
AMDとサムスンはMoUを締結し、HeliosプラットフォームへのHBM4搭載を開始していますが、最終的な拘束力のある量産契約は2026年7月下旬時点でもなお最終調整中です。HBM4の連携は戦略的に極めて重要です。AMDがOpenAI、Meta、Anthropic、Microsoft、Oracleと結んだ巨額の顧客契約は、そのままサムスンのHBM4需要へと直結します。一方、サムスンはHBM3Eの品質問題から力強く立ち直り、HBM4を業界で初めて商用化し、2026年分の生産能力を完売させ、次世代メモリ競争でSKハイニックスに対してシェアを拡大しています。