新合弁会社の出資比率はフォードが66%、**吉利が34%**です。フォードは工場、生産能力、ブランドエンジニアリングを提供し、吉利は車両アーキテクチャとプラットフォームを提供します。
舞台となるのは、バレンシアの南約20kmに位置するフォードの**バレンシア組立工場(アルムサフェス)**です。工場とその約4,200人の従業員は新合弁会社に移管されます。
同工場では、フォードの既存車種「クガ」「ブロンコ」の生産を継続した上で、2028年後半から3車種の新型車の生産を開始します。
一部の報道では、継続生産されるフォード「クガ」「ブロンコ」を含めると、合計4~5車種とカウントする場合もあります。
合弁会社は、年間約50万台のフル生産能力達成を目指します。これは、同工場の過去最高記録である約44万9千台を上回る水準です。
スペインのペドロ・サンチェス首相は2026年7月23日、アルムサフェス工場を訪問し、この合意を直接歓迎。「この合意は、スペインが国際投資を呼び込み、国内の自動車製造を確固たるものにする能力を示している」と述べました。サンチェス首相は、政府の関与を通じて、この契約の仲介にも積極的な役割を果たしました。