コンソーシアムは、以下の3つの主体で構成されています。
契約に基づき、コンソーシアムはEAの発行済み株式100%を取得します。PIFは既に保有するEA株式の約9.87%を現金化せずに、新たな非公開企業にロールオーバー(持ち株を継続)します。ウォール・ストリート・ジャーナルが報じたブラジルの反トラスト当局への提出書類によると、買収後のEAの所有割合は、PIFが約93.4%、残りをシルバーレイクとアフィニティ・パートナーズが保有することになります。
本取引は全額現金取引であり、企業価値は約5,500億円、買収価格は1株あたり210ドルです。これは買収発表前のEAの株価に対し、およそ25%のプレミアムを上乗せした水準です。
資金調達の内訳は以下の通りです。
ロイターは、本取引前のEAの「純負債が極めて少ない」ことが、この債務負担を支える上で有利に働くと指摘しています。
EAの株主は2025年12月22日のバーチャル臨時株主総会において、本買収案への承認を可決しました。ブルームバーグは、カリフォルニア州レッドウッドシティに本拠を置くゲーム大手の株主が、1株あたり210ドルの全額現金による買収提案を支持したと報じ、当時としては過去最大の非公開化案件にとって重要な節目をクリアしたと伝えています。
EAの2027年度は2026年7月1日から始まっており、本取引は**2027年度第1四半期(2026年7月~9月)**中のクローズを目標としています。EUの承認が間近に迫っている(決定期限は7月30日)ことから、クローズはこの期間内に実現する見込みですが、2026年7月18日時点ではまだ正式に確定していません。
EAは以下の点について公式に公表しています。
EAの公式プレスリリースでは、本取引は「エキサイティングな次の章」への幕開けであり、現在の経営陣とベイエリアの本社体制を維持するとしています。