米国スポットビットコインETFは6月に純流出額40.6億ドルを記録。2025年2月の35.6億ドルを超え、過去最悪の月となった。ブラックロックのIBITだけで約30億ドル(全体の約75%)を占めた。 13日連続の流出記録(総額44億ドル)や週間ベースで過去2番目となる約17.9億ドルの流出も発生。機関投資家による米国債利回り上昇に伴うリバランスが主因とされ、「押し目買い」のパターンが崩れた。

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米国上場のスポットビットコインETFは**2026年6月、純流出額で過去最大の40.6億ドル(約6500億円)**を記録しました。これは2024年1月の商品ローンチ以来、最も厳しい月間パフォーマンスであり、従来の悪名高かった2025年2月の35.6億ドルを大きく上回る水準です。ブルームバーグとSoSoValueのデータがこの数字を裏付けています。
6月の資金流出は、複数の歴史的な記録更新によって特徴づけられました。
ブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラスト(IBIT)は、世界最大のビットコインETFであり、6月の流出の圧倒的な源泉となりました。IBITは全体の約**75%(約30億ドル)**を占めたと推定されています 。
アナリストらは、この流出の波を個人投資家のパニック売りではなく、組織的な機関投資家によるデリスク(リスク回避)イベントと分析しています 。
銘柄間の明暗は極めて明確に分かれました。大型アルトコインはビットコインと共に大きく流出した一方、HYPEや(やや程度は低いものの)XRPのファンドは純流入を記録しました。
イーサリアムETFは大きな打撃を受け、6月26日までの週だけで約2億7300万ドルを失い、複数週にわたる流出をさらに延ばしました 。6月最初の18日間だけでも、イーサリアムETFは約2億ドルの流出を記録しています
。ブラックロックのETHAがその大部分を占めました
。
ソラナETFは月間で純マイナスでした。6月初旬に約1274万ドルの流出、6月18日までに340万ドルの純流出を記録しました 。一部の日(例えば6月17日)には100万~300万ドル程度の小さなプラス流入も見られましたが、全体的な方向性はマイナスでした
。
XRP ETFはややプラスで着地しました。6月3日~4日には約534万ドルの流出がありましたが、その後回復。6月18日までにXRP ETFは約2400万ドルの純流入を達成しました 。6月12日までの週には約1068万ドルを獲得しており、ビットコインの弱さを部分的に相殺する数少ないカテゴリーの一つでした
。
HYPE(ハイパーリキッド)ETFは明らかに最も好調で、一貫してプラスを維持した唯一のカテゴリーでした 。6月18日までに累計で約5000万ドルの流入を集め
、6月26日までの週にはその数字は約1億1100万ドルに成長しました
。6月初旬の個別の日には、21シェアーズのTHYPだけで約299万ドルを集める日もありました
。
HYPEやXRPへの資金流入が確認されたものの、アナリストはこれを「銘柄間ローテーション」と呼ぶことには慎重です。6月中旬までにHYPEとXRPに流入した7400万ドルは、同じ期間にビットコインとイーサリアムETFから流出した資本の3%未満に過ぎません。市場の共通認識は、**「投資家は資金をローテーションさせているのではなく、デリスクしている」**というものでした 。
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米国スポットビットコインETFは6月に純流出額40.6億ドルを記録。2025年2月の35.6億ドルを超え、過去最悪の月となった。ブラックロックのIBITだけで約30億ドル(全体の約75%)を占めた。
米国スポットビットコインETFは6月に純流出額40.6億ドルを記録。2025年2月の35.6億ドルを超え、過去最悪の月となった。ブラックロックのIBITだけで約30億ドル(全体の約75%)を占めた。 13日連続の流出記録(総額44億ドル)や週間ベースで過去2番目となる約17.9億ドルの流出も発生。機関投資家による米国債利回り上昇に伴うリバランスが主因とされ、「押し目買い」のパターンが崩れた。
ビットコイン・イーサリアムが大量流出する一方、HYPE(ハイパーリキッド)ETFは1.11億ドル、XRP ETFは約2400万ドルの純流入を達成。しかしアナリストは「銘柄間ローテーションではなく、全体的なデリスク」と分析している。