2026年6月8日のWWDC 2026で、AppleはEU向けiOS 27およびiPadOS 27でSiri AIを提供しないと発表しました。同社は理由として**EUデジタル市場法(Digital Markets Act, DMA)**を挙げ、「EU規制当局は、ユーザーのプライバシーを保護しながら競合するバーチャルアシスタントをサポートするためにAppleが提案した解決策を一切受け入れなかった」と説明しています
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欧州委員会はAppleの主張を真っ向から否定しました。「DMAには、AppleがEU域内で新製品や新サービスを導入することを禁じる規定はまったく存在しない」とし、「DMAの相互運用性に関する規則がSiri AIを妨げることはない。提供を見送るのはApple自身の商業的判断だ」と断じています
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Appleは2026年4月20日、ティム・クックCEOが同年9月1日付で退任し、Appleの取締役会の**執行会長(Executive Chairman)**に就任することを発表しました。後任CEOには、ハードウェア担当上級副社長のジョン・ターナス氏が昇格します。
クック氏がCEOとして残り少ない期間に、自らヴィルクネン執行副委員長との会談に臨んだことには、明確な戦略的意図があります。これは、CEOとしての自身の任期満了前に、最も重要な規制上の懸案事項(中核AI製品のEU展開)に決着をつけ、後任のターナス氏に**「規制のわだち」のない状態**でバトンを渡す狙いとみられています。もしクック氏が9月1日以前にSiri AIのEU展開に向けた枠組みを確保できれば、それはCEOとしての最後の重要な成果の一つとなり、新体制へのスムーズな移行を象徴するものとなるでしょう
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Apple Newsroom, "Tim Cook to become Apple Executive Chairman John Ternus to become Apple CEO" (2026-04-20)
BBC, "John Ternus named as Apple chief executive to replace Tim Cook" (2026-04-20)
Reuters, "No tech rule exemption for Apple, EU regulators say amid spat over Siri AI delay" (2026-06-09)
Bloomberg, "Apple Delays Siri AI for iPhone Users in the EU, Says Regulators Refusing to Engage" (2026-06-08)
CNBC, "Apple taps John Ternus as CEO to replace Tim Cook, who will become chairman" (2026-04-20)
Washington Post, "Apple and Brussels blame each other for delaying European Union rollout of Siri AI" (2026-06-09)
AiTrove, "Apple Cancels Siri AI in EU: What the DMA Crackdown Means for AI Tool Users" (2026-06-09)
Gigazine, "Apple claims it cannot release 'Siri AI' in Europe due to EU regulations..." (2026-06-15)