Tissiumが€60M(約$68M)の資金調達パッケージを発表。内訳は€30MのシリーズD2エクイティ(2025年末完了)と、欧州投資銀行(EIB)からの最大€30Mの債務融資枠。 米国を拠点とする非公開の家族経営機関投資家がシリーズD2をリード。既存投資家のMérieux DéveloppementやCathayも参加。

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フランスのメドテック企業 Tissium(ティシウム)は、光活性化ポリマーを用いた画期的な組織修復技術で、総額 €60百万ユーロ(約68百万米ドル) の資金調達パッケージを完了したと発表しました。この資金は、米国市場への本格的な商業展開と、神経修復を超えたパイプライン拡大に充てられます。本パッケージは、€30百万ユーロのシリーズD2エクイティラウンド(2025年末に完了)と、欧州投資銀行(EIB)からの最大€30百万ユーロの債務融資枠で構成されています 。
シリーズD2のリード投資家は、複数の情報源によると、非公開の米国を拠点とする家族経営の機関投資家です 。その他、新規のファミリーオフィス、高額資産家、そして既存投資家である Mérieux Développement や Cathay(Cathay Healthは2024年にTissiumの€50MシリーズCをリード)が参加しました
。
今回のシリーズD2により、Tissiumは2013年の創業以来、総額€200百万ユーロのエクイティ資金を調達したことになります 。Tissiumの広報担当者はこの数字をMedTech Diveに確認しています
。
Tissiumのコアプラットフォームは、独自の バイオモルフィック・プログラマブルポリマー(生体模倣型プログラム可能ポリマー)です。これは柔軟で生体適合性のある材料で、周囲の組織に沿って形状を変え、青色光(TISSIUM Lightシステム)で活性化されると組織と結合します 。この技術は、元々 マサチューセッツ工科大学(MIT)のBob Langer教授とJeff Karp教授 の研究室で開発されました
。
このポリマーの構成要素は、グリセロールやセバシン酸などの天然に存在する化合物をベースにしており、さまざまな組織の機械的・生物学的要件に合わせて調整可能です 。手術中に粘性のあるプレポリマーを塗布し、その後光で活性化することで、強力で柔軟な結合を形成します。
2025年6月、FDAは COAPTIUM CONNECT with TISSIUM Lightシステム に De Novoマーケティング承認 を付与しました。これは末梢神経の接合(coaptation)において、FDAが承認した初めて、かつ唯一の外傷性のない縫合不要ソリューション です 。米国での初の商業使用は、2025年11月にニュージャージー州カムデンのクーパー大学病院で、形成外科医のマイケル・フランコ医師によって行われました
。
初のヒト臨床データは、2026年3月にJournal of Hand Surgery Global Onlineに掲載されました 。
Tissiumは現時点でFDAに承認されたヘルニア治療機器を保有していません。2025年9月、同社は腹壁ヘルニア修復用のソリューション ECLIPSIUM についてFDAから 治験機器免除(IDE) を取得し、米国での臨床試験を開始する計画を発表しました 。
FDAはまた、末梢血管手術後の止血を目的とするTissiumの血管シーラントについても、治験機器免除(IDE)申請を承認しました 。
Tissiumは調達した資金を以下の目的に充当する計画です 。
今回の資金調達は、同社にとって変革の年であった後に実施されました。最初のFDA製品承認、米国市場への参入、そして継続的なパイプラインの進展がその背景にあります。
Tissiumの€60Mの資金調達パッケージは、非公開の米国ファミリーオフィス、既存投資家のMérieux DéveloppementとCathay、そして欧州投資銀行によって支えられています。これにより、同社は縫合不要の神経修復プラットフォームを拡大すると同時に、ヘルニアや血管修復の臨床試験を前進させる態勢を整えました。総エクイティ調達額€200M、すでに商業利用されているFDA承認製品を1つ保有し、同社はポリマーベースの組織再建において最も先進的な取り組みの一つと言えるでしょう。
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Tissiumが€60M(約$68M)の資金調達パッケージを発表。内訳は€30MのシリーズD2エクイティ(2025年末完了)と、欧州投資銀行(EIB)からの最大€30Mの債務融資枠。
Tissiumが€60M(約$68M)の資金調達パッケージを発表。内訳は€30MのシリーズD2エクイティ(2025年末完了)と、欧州投資銀行(EIB)からの最大€30Mの債務融資枠。 米国を拠点とする非公開の家族経営機関投資家がシリーズD2をリード。既存投資家のMérieux DéveloppementやCathayも参加。
2025年6月、FDAが末梢神経修復用システム「COAPTIUM CONNECT with TISSIUM Light」にDe Novoマーケティング承認を付与。初の米国での商業使用は2025年11月。