アップデートを適用した後、ホーム画面に配置していた時計、Gemini、Googleカレンダー、Tasks、Google Keep、Google検索バーといったウィジェットがすべて消え去り、ウィジェットピッカーからもそれらが姿を消して、通常の方法では再追加が不可能になるという症状です。
この問題は、端末にアクティブなWork Profile(仕事用プロファイル / 管理プロファイル)が設定されている場合にのみ発生します。Work Profileは、企業などが社員のスマートフォンに業務用アプリやデータを安全に隔離して管理するためのAndroidの機能で、Microsoft IntuneなどのMDM(モバイルデバイス管理)ソフトウェアによって管理されるのが一般的です
。Work Profileを利用していないユーザーには、基本的にこの問題は発生しません
。
Googleから正式な原因はまだ発表されていませんが、複数のテクノロジーメディア(9to5GoogleやAndroid Authorityなど)の報道によると、本バグはAndroid 17が起動時に個人プロファイルと Work Profile の間で権限解決を行う際の競合に起因するものとされています。システムが、本来個人プロファイルに属するウィジェットを、Work Profile側のリソースと誤認識してアクセスをブロックしてしまうことが原因と見られています
。
Googleはこのバグを公式に認識しており、「修正を含むソフトウェアアップデートはすでに開発中である」と複数のメディアに対してコメントしています。正確なリリース日は明らかにされていませんが、Googleサポートフォーラムでのモデレーターの書き込みや複数の報道によれば、2026年7月のセキュリティアップデート、あるいはそれよりも早いタイミングで修正パッチが提供される可能性が高いと見られています
。
現時点でGoogleが公開している正式な回避策はありませんが、ユーザーやIT管理者の間で以下の一時的なワークアラウンドが確認されています。
このウィジェット消失バグは、数多くの魅力的な新機能を搭載したAndroid 17のローンチに暗い影を落としています。下表にアップデートの全体像をまとめます。
タイミングの悪さも際立ちます。App BubblesはAndroid 17の最大のセールスポイントであり、UIとマルチタスク性能を大きく進化させるものでした。その中核的なアップデートが、エンタープライズユーザーやヘビーユーザーにとって最も基本的なホーム画面の信頼性を損なうバグを抱えてしまったことは、Googleにとって痛恨のミスと言えるでしょう。
修正パッチは、まもなく提供される見込みです。今後のアップデート情報に注目しましょう。
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