約 15兆ドル(約2400兆円) に上る日本の家計金融資産は、長らく国内の債券や優良株に滞留していました。そこに現れたのが、イーロン・マスク率いるスペースXという、世界的に知名度が高く、スターリンクやスターシップといった未来的なストーリーを持つ「トロフィーアセット」です。しかも、通常は米国ETFを通じた間接投資が主流のところ、今回はみずほ証券、楽天証券、SBI証券といった国内主要ネット証券を通じて 「直接」 購入できる希少な機会となりました 。
スペースXのIPOは、あらゆる面で過去の記録を塗り替えました。
この歴史的なIPOの影響は、株式市場のインフラそのものにも及びました。巨大な新規上場株を主要指数に迅速に組み入れるためのルール変更が、相次いで行われたのです。
これらの変更により、スペースX株は上場直後から、指数に連動するパッシブファンドによる大規模な買い需要が見込まれることになりました。上場前の需要過熱には、こうした「インデックス買い」を見越した投資家の動きも影響したと考えられます 。
熱狂の一方で、割高感を指摘する声も根強くあります。
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