| 80.6 |
| 80.2 |
| 実環境でのバグ修正能力を評価。3モデルが僅差で並びます。 |
| SWE-Bench Pro | 60.6 | 55.4 | 58.6 | より難易度の高いソフトウェア工学タスク。Qwenがリード。 |
| SWE-Bench Multilingual | 78.3 | — | 76.7 | 多言語対応のコーディング能力を測定。 |
| Terminal-Bench 2.0 | 69.7 | 67.9 | 66.7 | ターミナル操作を伴う実践的なエージェントタスク。 |
| LiveCodeBench Pass@1 | — | 93.5 | 89.6 | 競技プログラミングに近いコーディング能力。DeepSeekが圧倒的。 |
| Codeforces Rating | — | 3206 | — | 競技プログラミングのレーティング。人間のトップクラスに匹敵。 |
| SciCode | 53.5 | — | — | 科学的なコーディング問題を解く能力。 |
| MCP-Mark | 60.8 | — | — | AIエージェントの一般的な性能評価。Qwenが他を圧倒。 |
| ベンチマーク | Qwen3.7 Max | DeepSeek V4 Pro Max | Kimi K2.6 Thinking | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| AA Intelligence Index v4.0 | 56.6 (世界5位) | 52.0 | — | Artificial Analysis社による総合的なAI知能指数。Qwenが中国モデルで最高位。 |
| GPQA Diamond | 92.4 | — | — | 大学院レベルの高度な科学的推論問題。 |
| HLE (Humanity's Last Exam) | 41.4 | 37.7 | 54.0 (ツール使用時) | |
| HMMT 2026 (数学) | 97.1% | 95.2% | ||
| AIME 2026 | — | — | 96.4% | アメリカ数学招待試験。Kimiが高いスコアを記録。 |
| IMOAnswerBench | 90.0 | 89.8 | — | 数学オリンピックレベルの問題解答能力。DeepSeekがわずかにリード。 |
| Apex Math Reasoning | 44.5 | — | — | 最先端の数学的推論ベンチマーク。 |
| Chinese SimpleQA | — | 84.4 | 75.9 | 中国語の事実に基づく質問応答。DeepSeekが中国語に強い。 |
| DeepSearchQA (F1) | — | — | 92.5 | 深いWebリサーチと情報合成能力。Kimiが他を圧倒。 |
| 価格項目 | Qwen3.7 Max | DeepSeek V4 Pro Max | Kimi K2.6 Thinking | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 入力 (キャッシュミス) | $2.50 | $0.435 ($1.74 恒常価格) | $0.95 | 初回のプロンプト送信コスト。DeepSeekが圧倒的に安い。 |
| 出力 | $7.50 | $0.87 ($3.48 恒常価格) | ||
| キャッシュヒット (入力) | $0.25 (-90%割引) | $0.0036 (-99%割引) | $0.16 (-83%割引) | |
| コンテキストウィンドウ | 100万トークン | 100万トークン | ||
| 最大出力トークン数 | 65,536 | 384,000 | — | 一回のAPI呼び出しで生成可能な最大テキスト量。DeepSeekが長文生成に強い。 |
| オープンウェイト | なし (APIのみ) | あり (Hugging Face) | あり |
DeepSeek V4の価格に関する注意点: DeepSeekは2026年5月31日までの期間限定で75%オフのプロモーションを実施し、後に恒久化しました。 その結果、Pro Maxの出力トークン単価は$0.87と、競合の数分の一から数十分の一という破格の設定になっています。
ソフトウェア工学の実力を測る「SWE-Bench Verified」では、3モデルが80.2%から80.6%という、わずか0.4ポイント差にひしめく大接戦となりました。これは、既存のコードベースからバグを探し修正するという、実際の開発現場に近いテストで、三者とも「実戦レベル」に達していることを意味します。
その上で、得意分野は明確に分かれています。
数学や科学の難問に答える純粋な推論能力では、Qwen3.7 Maxが頭一つ抜けています。
一方、Kimi K2.6は、与えられたツールを駆使して難問を解く「実践的な応用力」で光ります。
DeepSeek V4 Pro Maxの最大の武器は、間違いなくその「価格」です。
ただし、米国国立標準技術研究所(NIST)のCAISI評価では、DeepSeek V4 Proのベンチマークは自己申告の数値よりも実力が低い可能性が指摘されています。2026年5月のレポートでは、CAISIの非公開評価における同モデルの実力は、約8ヶ月前のGPT-5と同程度とされました。
最高のコストパフォーマンスを追求するなら「DeepSeek V4 Pro Max」、最高の推論性能を求めるなら「Qwen3.7 Max」、ツール連携型のエージェントや検索システムを構築するなら「Kimi K2.6」と、開発の目的と予算に応じた最適解が異なるのが、2026年半ばのLLM戦線の現状と言えるでしょう。
| 人類最後の試験と称される超難問集。ツール活用時のKimiが最強。 |
| 92.7% |
| ハーバードとMIT主催の高校生向け数学大会の超難問。Qwenが驚異の正答率。 |
| $4.00 |
| モデルの生成コスト。KimiがQwenより安く、DeepSeekが桁違いに安い。 |
| システムプロンプト等の再利用時の割引価格。DeepSeekはほぼ無料に近い。 |
| 25.6万トークン |
| 一度に処理できる入力情報量。Kimiのみ狭い点に注意。 |
| モデルデータを自社サーバーで動かせるか。 |