この判断に怒った若者らの集団が、ルワンパラ病院のエボラ治療施設に押し入り、患者用テント2張りに火を放ったと目撃者が証言している。
状況が急速に悪化したため、治安部隊が介入した。
目撃者によると、警察は群衆を解散させるため
を使用した。
その後、追加の警察と軍の部隊が投入され、現場は最終的に鎮静化。問題となっていた遺体は、当局の管理下で感染対策に沿った安全な埋葬が行われたと報告されている。
事件は感染対策にも直接的な影響を与えた。
と報じられている。
隔離下にあった患者が地域社会に戻ったことで、保健当局の間では感染拡大のリスクが高まるとの懸念が広がった。
この事件が起きたのは、コンゴで確認された17回目のエボラ流行の最中だった。今回の流行は東部イトゥリ州を中心に広がり、**ブンディブギョ株(Bundibugyo strain)**が原因となっている。
この株は対応が難しい特徴を持つ。
そのため、流行の封じ込めは
といった公衆衛生対策に大きく依存している。
しかし、当時すでに数百件の疑い例と多くの死亡が報告されており、感染は複数の保健区域に拡大。隣国ウガンダでも症例が確認されている。
エボラ対策では、隔離や埋葬制限などの措置が地域の文化や宗教的慣習と衝突することが少なくない。
その結果、
といった事態が起き、感染拡大を招くことがある。
ルワンパラでの事件は、医療体制がどれだけ整っていても、地域社会の理解と協力がなければ感染症の封じ込めは難しいという現実を改めて示した出来事となった。