そのため、診療録にHoferという名前が出てきた場合は、下顎骨切り術全般ではなく、歯槽部または歯・歯槽部に近い文脈で使われている可能性を意識して確認するのが実用的です。
顎矯正手術(orthognathic surgery)は、あごの位置やかみ合わせを外科的に整える手術の大きな枠組みです。米国のBoston Children’s Hospitalの患者向け資料では、顎の手術が検討される理由として、反対咬合、大きなオーバーバイト、交叉咬合、開咬などのかみ合わせの問題、顔面の非対称、唇を閉じにくいこと、顎関節の安定性、裂唇口蓋裂などに伴う成長異常、閉塞性睡眠時無呼吸などが挙げられています 。
一方、ホーファー骨切り術という表現は、その広い分野全体を指す言葉ではありません。診断名でも、手術適応そのものでも、治療計画のすべてでもなく、あくまで術式名または解剖学的な参照として読むべき用語です 。
診療録や説明書にホーファー骨切り術と書かれていても、次の点はその言葉だけでは判断できません。
これらは、担当外科医の説明と正式な治療計画で確認する必要があります。
自分の記録にホーファー骨切り術という言葉が出てきたら、用語の意味だけでなく、実際に自分の顎で何を行うのかを確認しましょう。たとえば、次のような聞き方ができます。
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