公開されていたファイルには、CISAやDHSのシステムに関連するさまざまな機密情報が含まれていました。
主な例として以下が報告されています。
GitGuardianは、GitHubなどの公開コードリポジトリを自動スキャンし、パスワードやAPIキーなどの「秘密情報」が誤って公開されていないかを検出する仕組みを運用しています。
同社はリポジトリの管理者に通知を試みましたが返答が得られなかったため、ヴァラドン氏は2026年5月15日にサイバーセキュリティ記者 ブライアン・クレブス(Brian Krebs) に連絡。クレブス氏の報道によって問題が公になり、当局にエスカレーションされました。
その後、問題のリポジトリはオフラインになりました。
公開状態のリポジトリに認証情報が含まれていた場合、第三者がそれを取得して不正アクセスに利用する可能性があります。
もし認証情報がまだ有効だった場合、理論上は次のようなアクセスが可能だったと指摘されています。
CISAはこの問題について調査を実施していることを認めています。
複数の報道によると、同機関は
また、同様の問題を防ぐための対策を検討しているとしています。
この出来事が大きな注目を集めた理由は、CISAの役割にあります。
CISAは米国政府における 民間・公共部門のサイバーセキュリティを指導する中心機関 であり、企業や政府機関に対して次のようなベストプラクティスを発信しています。
こうした事故は政府機関に限らず、ソフトウェア開発の現場では珍しくありません。開発者が誤ってパスワードやAPIキーをコードと一緒にコミットしてしまい、そのまま公開リポジトリに残ってしまうケースが多く報告されています。
現在では、GitHubなどの公開プラットフォームを自動スキャンして秘密情報を検出するツールが広く使われています。今回のケースでも、そのようなスキャンによって問題が発見されました。
それでも今回の事件は、たった一つの設定ミスや管理ミスが、政府レベルの重要インフラにまでアクセスできる可能性を生むことを改めて示した例と言えます。
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