新しい「フローティング型の入力UI(ピル型プロンプト)」によって、ユーザーは次のような操作を自然に切り替えられます。
つまり、
「テキストで質問 → 音声で会話 → またテキストで続き」
といった流れを、画面を切り替えずに続けられるようになりました。
もう1つの大きな変化が、Connected Apps(連携アプリ)対応の拡大です。
ユーザーが許可すれば、GeminiはAndroid上のさまざまなアプリやサービスと連携して実際の操作を実行できます。
これにより、音声で「照明を消して」「7時にアラームをセット」などの操作が可能になります。
Geminiは仕事系アプリとも連携できます。
こうした機能は、音声でのGemini Live会話中にも実行できます。
旅行関連の情報取得にも対応しています。
旅行計画を会話形式で進められるのが特徴です。
エンタメ関連では次のサービスが利用できます。
Geminiに「この雰囲気の音楽をかけて」と話しかけると再生できます。
Androidの標準アプリなどと連携して
といった操作も実行できます。
今回のGemini Liveアップデートは単独の機能ではなく、GoogleのAI戦略の一部です。
GoogleはI/O 2026で、Geminiを「チャットツール」から**行動できるAIアシスタント(agentic AI)**へ進化させる方針を示しました。
同時に発表された主な技術は次の通りです。
Gemini 3.5 Flash
高速応答と高度な推論能力を両立した新世代モデルで、GeminiアプリやAI検索の標準モデルとして展開されています。
Gemini Omni
テキストや画像などの入力から動画を生成できるマルチモーダルAIモデルです。
Gemini Spark
クラウド上で常時動作するパーソナルAIエージェントで、ユーザーのタスクを継続的に支援します。
これらの要素が組み合わさることで、Geminiは
を横断的に実行するアシスタントへと進化しています。
Googleによると、Geminiアプリの利用者数は急速に増加しています。
月間アクティブユーザーは約9億人に達し、前年からほぼ倍増しました。
この巨大なユーザーベースに対して、新UIやConnected Apps連携、エージェント機能が段階的に展開されていくことになります。
今回のGemini Live刷新のポイントは、新しい機能そのものよりもAIとの関わり方の変化にあります。
従来の音声アシスタントは
という単発の操作が中心でした。
しかし新しいGemini Liveでは、
という連続的なAI体験が可能になります。
Googleが目指しているのは、Geminiを**Androidの中心にある「AI操作レイヤー」**として機能させることです。今後Connected Appsやエージェント機能がさらに拡大すれば、スマートフォンの使い方自体が変わる可能性があります。