MetaMaskウォレットで利回りトークンを保有
MetaMaskはAaveのインフラを利用した機能(Stablecoin Earnなど)を提供しており、ユーザーはウォレット内で直接利回りトークンを保持できます。
MetaMask Cardをウォレットに接続
MetaMask CardはウォレットをMastercardの決済ネットワークに接続します。店舗側は通常のカード決済として処理でき、資金源はオンチェーン資産になります。
決済時に必要分だけ変換
支払いが発生すると、必要な分だけ利回りトークンが変換されて決済されます。残りの資産はAaveに預けられたままで、決済直前まで利息を生み続けます。
この仕組みにより、DeFi資産を使うためにいちいち引き出す必要がなくなります。
aUSDCなどのトークンは、Aaveの預け入れ資産を表す「利回りトークン(aToken)」です。借り手が支払う利息が反映されるため、トークンの価値は時間とともに増えていきます。
MetaMask Cardはこうしたトークンを直接サポートしています。公式ドキュメントでは、aUSDCやamUSDがカードの支払い資金として利用できるトークンとして挙げられています。
つまりユーザーは、資産をDeFiで運用しながら、そのまま支払いにも使えるようになります。
カードは段階的に展開されました。
2025年7月:欧州で最初のローンチ
MetaMaskウォレットから直接暗号資産を支払えるデビットカードとして登場。
2026年2月26日:米国で正式提供開始
米国全土で利用可能になり、これまで制限されていたニューヨーク州でも初めて利用できるようになりました。
現在は米国、欧州、アルゼンチン、ブラジル、カナダ、コロンビア、メキシコ、スイス、英国など複数地域で提供されています。
MetaMask Cardは複数のブロックチェーンネットワークを利用して決済を処理します。
対応ネットワーク
主な対応トークン(地域によって異なる)
地域による制限もあります。例えば、米国では利用できるネットワークやトークンの種類が少ない場合があります。
MetaMask Cardは見た目や使い方は一般的なデビットカードに近い仕組みです。
主なポイント:
また、利用するブロックチェーンによっては**ガス代(ネットワーク手数料)**が発生する場合もあります。
これまでDeFiで得た利益を実生活で使うには、複数のステップが必要でした。
Aave・MetaMask・Mastercardの統合により、これらの手間の多くが不要になります。
ユーザーは次のことを同時に行えるようになります。
この構造は、DeFiの預け入れ資産をそのまま「使える残高」に変えるものであり、分散型金融を日常の決済に近づける重要な一歩とされています。