アジアの株式市場は一方向ではなく、まちまちの動きとなった。
アジア諸国の多くはエネルギー輸入への依存度が高く、原油高は企業収益、インフレ見通し、経済成長のいずれにも影響する。そのため地域の株式市場は慎重な反応になりやすい。
原油ショックの影響を受けやすい国の一つがインドだ。インドは原油輸入への依存度が高いため、価格上昇は国内経済に複数の影響を及ぼす。
主な影響は次の通り。
今回の市場反応の中心にあるのがホルムズ海峡だ。ペルシャ湾とオマーン湾を結ぶこの海峡は、世界のエネルギー供給にとって最大級のチョークポイント(戦略的要衝)とされる。
仮に緊張がさらに高まれば、次のような連鎖が起きる可能性がある。
現時点で市場は、米国とイランの対立がどこまで拡大するのかを見極めようとしている。エネルギー供給に影響するリスクが残る限り、原油、債券、株式は地政学ニュース一つで大きく動く状態が続きそうだ。
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