このため、外交上は中国を正式に認めつつも、台湾海峡での紛争が起きればフィリピンの領土、安全保障、国民に直接影響が及ぶ可能性があるという現実が存在する。
マルコス政権下で台湾を巡る摩擦が起きたのは今回が初めてではない。
今回の論争は、より広い文脈の中で起きている。近年、フィリピンと中国の関係は南シナ海を巡る対立で緊張が高まっている。
中国側はこうした動きを、フィリピンが米国などと連携して北京に対抗している証拠だと見る傾向がある。
現在の状況は、フィリピンにとって難しい選択を突きつけている。
台湾海峡と南シナ海の両方で緊張が続く中、フィリピンにとって「中立を保つ」という選択は、現実にはますます難しくなっていると指摘されている。
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