米国債利回りが上昇すると、世界の資金は次のように動きやすくなる。
・ドル建て資産の魅力が高まる
・新興国資産から資金が流出する
今回の局面では、インドネシアにとって不利な要因が同時に重なった。
・原油高で輸入コストが増加
・米国債利回り上昇で資金が米国へ移動
・投資家が新興国リスクを回避
ルピアの下落は単独の現象ではなく、アジア全体に広がる通貨安の一部だった。
今回の市場の動きは、世界金融市場でよく見られる連鎖的なパターンだった。
エネルギー輸入に依存し、海外資金への依存度も高い国では、こうした外部ショックが通貨急落につながりやすい。今回のルピア安は、地政学・エネルギー価格・金利という3つの世界的要因が同時に作用した典型例といえる。
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