ビットコイン価格の反発により、SpaceXが保有するビットコインの推定評価額は、20日間で1億9,172万ドル増加しました。9月16日の約14.1億ドルから、10月6日には約16.1億ドルとなっています。これは価格上昇を反映した評価上の増加であり、売却して確定した利益ではありません。
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価格上昇で評価額が増加
報道によると、ビットコイン価格は9月16日の7万5,585ドルから、10月6日には8万6,000ドル近くまで上昇しました。この間、SpaceXはビットコインを購入も分配もしていないとされ、評価額の増加は保有量の変化ではなく、価格の反発によるものと説明されています。
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ただし、10月6日の数字は推定値です。報道によれば、SpaceXの直近のForm 10-Q(四半期報告書)で確認できる保有状況は6月30日時点までで、10月6日時点の評価額が新たに開示されたわけではありません。
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保有数は資料によって食い違い
SpaceXのIPO申請書には、保有数として18,712 BTCが記載されています。これは、ArkhamがSpaceX関連ウォレットで確認したと以前報じられた8,285 BTCの2倍を超える数字です。
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一方、10月の報道では、Arkham Intelligenceから取得したデータを基に、保有数を18,720 BTCとしています。申請書の数字より8 BTC多いものの、提示された情報からは差が生じた理由は分かりません。
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申請書によると、18,712 BTCの取得原価は約6億6,100万ドルです。この取得原価と10月の推定評価額約16.1億ドルを比べると、含み益は約9億4,900万ドルと試算できます。ただし、これは概算であり、10月6日時点の確定利益として報告された数字ではありません。
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過去の評価額や価格予想と比べると
10月の推定評価額は、申請書に記載された2026年3月31日時点の公正価値12.9億ドルを上回ります。一方、2025年12月31日時点の公正価値として報告された16.4億ドルは下回っています。いずれも特定日時点の会計上の評価額で、日々の市場価格とそのまま比較できる数字ではありません。
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また、ビットコインが2025年に記録したと報じられた最高値は12万6,080ドルです。この価格に申請書記載の18,712 BTCを当てはめると、価値は約23.6億ドルになります。あくまで価格と保有数を掛け合わせた参考計算であり、その最高値を記録した日にSpaceXの保有分が実際にいくらだったかを示すものではありません。
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Citiが示した2026年末のビットコイン価格予想13万2,000ドルを当てはめると、18,712 BTCの評価額は約24.7億ドルとなり、10月6日の推定額を約8億6,000万ドル上回ります。これも価格予想に基づく仮定上の評価で、SpaceXの利益予測ではありません。なお、Citiの18万1,000ドルは別途報じられた12カ月目標で、年末予想とは異なります。
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ポイントは「含み益」と「実現益」の違い
今回の反発で増えたのは、保有数が変わらないと仮定した場合のドル建て評価額です。10月の評価額は推定にとどまり、報告された保有数にも差があります。ビットコイン価格が動けば、含み益も同じように増減します。