AIコーディングツールに作業を頼むとき、いきなりコードを書かせるのではなく、まず「何を調べ、どう進めるか」を相談できたら安心です。ClineのPlan/Actモードは、そのために計画と実行を分ける仕組みです。
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Planで考え、Actで動く
Clineの公式ドキュメントによると、Planモードではコードベースの閲覧や検索、方針の相談ができます。一方で、このモードではファイルを変更したり、コマンドを実行したりできません。調査や計画に集中するための制約とされています。
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計画が固まったらActモードに切り替え、実際の作業に進みます。つまり、最初に現状を確かめ、作業方針をすり合わせてから実装する流れです。
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この分離の利点は、AIに任せる作業の範囲を、変更が始まる前に確認しやすいこと。何を直すのか、どんな制約があるのかを先に整理しておけば、意図しない変更を見つける手がかりにもなります。
「計画モード」でも環境の確認は必要
Planモードの説明は、Clineのモード設計についてのものです。実際に使う際は、導入しているバージョンや実行環境の設定も確認しましょう。とくにCLIでは、自律実行によってファイルを変更したり、コマンドを実行したりする場合があるため、変更を確認できる状態で運用することが重要です。
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コンテキスト整理とは別の考え方
AIに渡す情報を意識的に整理する方法もあります。HumanLayerの記事は、開発の流れを通じてAIに与えるコンテキストを組み立てる「frequent intentional compaction」という考え方を紹介しています。
8 これはClineのPlan/Actモードそのものを説明するものではありませんが、計画と実装を分けることと同じく、AIに何をいつ伝えるかを考える取り組みです。
AIにすぐ作業をさせるのではなく、先に調査と方針確認の段階を置く。ClineのPlan/Actは、開発の進め方にそうした区切りをつける選択肢です。実行前の相談を活用しつつ、実際の変更は人が確認する前提で使うのがよいでしょう。