「ブレテル」は何をする部品?
**Bretelle de raccordement(ブレテル・ド・ラコルドマン)**は、送電線の引留め部で導体をつなぐジャンパ線、つまり「渡り線」を指します。引留め部では導体がいったん支持・固定されるため、その両側を電気的につなぐループ状の導体が必要になります。設備の仕様に応じた端末金具を使い、同じ相の導体間に電気的な連続性を持たせます。
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日本語では「ジャンパ線」や「渡り線」と呼ばれることがあります。フランス語の Bretelle de raccordement は、その接続用の渡り線を意味する表現です。
引留め部を構成するもの
図で見ると、引留め部には大きく分けて次の要素があります。
- 径間側の導体:鉄塔と鉄塔の間を渡る送電線
- 引留め金具:導体を引き留め、張力を支持する部材
- 碍子装置:充電部と鉄塔の接地された金属部分を電気的に絶縁する部材
- ジャンパ線と端末金具:引留め部の導体同士を電気的につなぐ部分
ポイントは、ジャンパ線と引留め金具の役割を混同しないことです。径間の張力を支えるのは主に引留め側の設備で、ジャンパ線はその間の電気的な接続を担います。ジャンパ線の形状は、碍子装置に不適切な力がかからないように設計されます。
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準備・設置はどう進める?
実際の作業手順や寸法は、電圧、導体、鉄塔形状、採用する金具などによって異なります。したがって、現場写真だけから長さや金具の種類を決めることはできません。一般的な考え方は次のとおりです。
図面と設備仕様を確認する
対象の鉄塔や引留め装置に合った構成を、承認済みの図面で確認します。ジャンパのループ形状や端末の組み合わせも、設備の指定に従います。
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導体と端末金具の適合を確認する
端末金具は導体の仕様や引留め金具との組み合わせに適合する必要があります。圧縮形端子などの選択や施工条件は製品ごとに異なるため、メーカーの指示と承認図書を確認します。
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必要な形状・電気的離隔を設計する
ループは見た目だけで決めるものではありません。周囲の鉄塔部材や他の相との距離、想定される動きなどを踏まえて設計します。共通の切断長や万能な形状があるわけではありません。
所定の安全措置の下で設置・確認する
送電設備を停電状態として作業する場合も、停電操作だけで安全と判断してはいけません。米国OSHAの規則では、作業前に無電圧を確認し、適切な保護接地を行うことなどが定められています。
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9 また、接地方法は作業者が危険な電位差にさらされないように考慮する必要があります。
8 実際には、各地域の法令、電力会社の作業規程、現場責任者の指示が優先されます。
覚えておきたい安全上の注意
送電線のジャンパ線は、外観をまねて自作したり、活線状態で触れたりする対象ではありません。停電の確認、接地、周辺設備からの誘導電圧への対策などを含め、所定の安全管理と作業許可の下で、資格と訓練を備えた作業者が扱う必要があります。
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ここでの説明は構造を理解するための概要であり、現場での施工手順書ではありません。具体的な部品、寸法、工具、締付条件は、対象設備の承認図面とメーカー資料で確認してください。
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